以前にも当社のブログでサイドポンチゼンマイ刃を紹介しましたが、
今回新しく刃高8mmにて作成することに成功しましたのでご紹介致します。
サイドポンチゼンマイ刃とはくり抜き刃の側面に窓が開いていて、打ち抜いたカスが刃の中を通り、窓から排出されるという刃型です。
ビク型(トムソン型)ではよくある刃ですが、刃高12mmのゼンマイ刃で使えるように工夫したのは日本でも当社ぐらいではないでしょうか。
サイドポンチゼンマイ刃について詳しくは過去の記事で紹介してるので、是非ご覧ください。
今までは刃高12mmのみの取り扱いでしたが、
今回新しく刃高8mmにて作成することに成功しました!
開発ストーリー
サイドポンチゼンマイ刃は、刃高23.6mmのビク型用の刃を加工して作成しています。
刃高12mm用にはA社製の刃を元に加工していましたが、たまたま手元にあったB社製の刃と見比べたところ、 横穴(窓)の位置が違うことに気づきました。
そこでB社製の刃を加工すれば、横穴(窓)が十分に残った状態で刃高8mmにできるのではと思い、
実際に刃型を作成して試し抜きをしたところ問題なくカスが排出されました!
半抜きでも問題なくカスが排出されました!
モニター企業様を募集します!
今回ご紹介した刃高8mmのサイドポンチゼンマイ刃ですが、まだまだ実績が少ないため、モニター企業様の募集をさせていただきます!
下記期間内に刃型をご注文される際に「モニター希望」の旨をお伝えください。使用後アンケートへのご協力をいただける場合、特別価格にて刃高8mmのサイドポンチゼンマイ刃をご提供させていただきます。
・モニター募集期間:2024年4月25日(木)~2024年5月24日(金)ご注文分
※Φ2~4mm(0.5mm刻み)のくり抜き刃でのみ作成可能です
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事を書いた人
木原 優/Yu Kihara
フナミズ刃型製版の営業担当
本ブログは「シール印刷にまつわるお役立ち記事」をテーマに運営