SDGs 規格外野菜の共同購入

製品からは離れまして、弊社の取り組みのご紹介です。

弊社ではSDGs、BCP、健康経営を推進するチームがあり毎月ミーティングを行っています。
メンバーは各部署の役職者以上で編成されていて、毎月行うミーティングは部署間交流のいい機会でもあります。
SDGsの取り組みについてはこちらのページで

先月ミーティングを行った際に、メンバーから「旬の野菜をみんなで味わうため、またフードロスを無くすためにも、農家の方から規格外の野菜を共同購入したい。」と提案がありました。

今回のブログ記事では、SDGsに関する弊社の取り組みとして、
規格外野菜の共同購入についてをご紹介致します。

規格外野菜とは

こちらが今回実際に届いた規格外野菜の写真です。
左からきゅうり、ナス、オクラ、ズッキーニ

きゅうりは大きく曲がっていて、オクラはとても大きく、それぞれ野菜の表面には傷が多少ついていたり。
たしかにスーパーマーケット等ではあまり見かけない見た目、サイズ、形状です。

「規格外野菜」とは定められた規格(大きさ・形・色など)に適合しないことで、出荷先に買い取られない野菜のことを指します。
傷や病害虫の被害などによって出荷できなくなってしまった野菜もこれに当てはまります。

市場に流通することが少ないのは
・規格外が出る割合が低いから
・野菜の市場価格に影響がでるから
・畑に返して肥料としても活用できるから
といった理由とのことです。

今回弊社では知り合いの農家の方から形、サイズや傷等の理由により規格外のため一般の市場に出回らない野菜を、希望する従業員の分まとめて注文しました。
規格外品ということで、スーパーマーケット等での価格に比べると格安でした!

また今回お願いした農家の方では、1000平方メートルあたりで、じゃがいも何百キロ、キャベツ五百玉ほども規格外品ができるそうで、毎年できるかぎり販売先を探しますが、それでも売れないものはフードバンクに寄付、または廃棄していたそうです。

「フードバンク」とは賞味期限や見た目等を理由に市場に流通できなくなった廃棄する予定の食品の寄付を受け、 配給する活動、およびその活動を行う団体のことです。

そういった事情もあり、規格外野菜の共同購入は農家の方からも喜んでいただけました。
Win-Winな取り組みができたかと思います。

提案したメンバーが今回の野菜を料理した写真です。
オクラは米油と醤油、ズッキーニはオリーブオイルと塩胡椒で焼きました!
料理すると、野菜の大きさ・形・表面の傷などは気にならず、旬の野菜がとても美味しかったとのことです。

SDGsとフードロス

今回の取り組みはSDGsの目標12.つくる責任つかう責任のターゲット
「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの 生産・サプライチェーンにおける食料の損失を減少させる。」に貢献する取り組みです。

他にもSDGsの目標に間接的に貢献できることとしては、 生産から廃棄に至る過程でのCO2排出量と水の使用量の削減などが挙げられます。

今後も微力ながら、持続可能な世界の実現に向けて協力をできたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。 

木原 優/Yu Kihara
フナミズ刃型製版の営業担当
本ブログは「シール印刷にまつわるお役立ち記事」をテーマに運営