サイドポンチゼンマイ刃の回転防止!

以前にも当社のブログでサイドポンチゼンマイ刃を紹介しましたが、 今回一部改良があったので、お客様の事例と合わせて改めて紹介致します。

改めてサイドポンチゼンマイ刃とは?

くり抜き刃の側面に窓が開いていて、打ち抜いたカスが刃の中を通り、窓から排出されるという刃型です。
ビク型(トムソン型)ではよくある刃ですが、12mmのゼンマイ刃で使えるように工夫したのは日本でも当社ぐらいではないでしょうか。

サイドポンチゼンマイ刃について詳しくは過去の記事でで紹介してるので、是非ご覧ください。

サイドポンチゼンマイ刃の回転防止

きっかけは「業務改善提案」として従業員発信で改善されたことによります。

「業務改善提案」とは当社が取り組んでいる人事評価制度で、業務を改善または効率化する提案をし、 受理されるとその内容に応じて評価されるという仕組みです。

今までは刃を差込む穴を刃よりも小さくするなどの対策を取ってましたが、お客様からはそれでも回転してしまうと怖いという声がありました。

その対策として刃の一部を平らに削り、ベース穴もその形状に合わせることで回転を防止するようにしました。

お客様に試作を提出した結果、良好との事でしたので現在サイドポンチゼンマイ刃は上記写真の仕様で作製しています。

お客様の事例紹介

先日有限会社エイコー印刷様からサイドポンチゼンマイ刃の注文をいただき、
穴あけ加工のテストをブログ記事に取り上げて頂きましたので、是非ご覧ください。
https://www.eiko-printing.co.jp/2023/05/工場のもぞもぞサイドポンチ刃編/

今回のお仕事は大ロットということをお聞きしていたので、カスを取り除く頻度が少なく済むよう、ベースとカスを溜めるスペースを最大限に大きく設計しました。

このようにお客様の機械のサイズに合わせたベース板の作成と穴のサイズを調整することもできます。

有限会社エイコー印刷様のご紹介です。

有限会社エイコー印刷様
〒874-0013 大分県別府市古市町881-165
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お客様の喜びや感謝の声を社内で共有しています

サイドポンチゼンマイ刃の加工テストの件で、有限会社エイコー印刷の安部社長からは当社社長の木原宛に感謝のメッセージをいただき、担当者も喜んでいました。

当社ではお客様の喜びや感謝の声は全従業員と共有し、現場の作業者にも伝わるようにしています。
現場の作業者が直接お客様とやりとりすることは少ないですが、お客様の思いはしっかりお伝えさせて頂いています。

お客様の喜びや感謝の声は当社の励みになりますので、ぜひぜひおっしゃってください笑

最後までお読みいただきありがとうございました。