新登場!非粘着コーティング刃型のご紹介

糊が強いシールの抜き加工で、糊のはみ出しや刃に付いた糊の除去にお困りではありませんか?
今回はそんなお悩みを解決する新しいコーティングのゼンマイ刃を紹介します!

新しい非粘着コーティング、CSコート刃!

糊が強いシールの抜き加工向けに、新しい非粘着コーティング「CSコート刃」の取り扱いを始めました!
CSコート刃のCSはCeramicSiliconの略称で、セラミックを主材料とした特殊シリコン系コーティングでをミラー刃に施したものです。
刃への糊の付着がし辛く、抜き加工時に刃が糊を持ち上げないので抜き加工後に糊のはみ出しを軽減が期待できます。
さらに、刃に付いた糊を溶剤を使うことなく簡単に剥がすことが可能になるので刃型のお手入れも楽々♪

お客様のレビュー

以前から当社の刃型を使用いただいている株式会社タック印刷(東京都墨田区)の高田社長にCSコート刃の使用感についてお聞きました。

Q.今回使用した材料は何ですか?

A.丸昌化学工業様のPET25S白鋼材110Hで、鋼材用の超強粘着の白糊が使われています。

Q.その材料でどんなことに困っていましたか?

A.ロール仕上げの仕事でしたので、粘着剤がはみ出すことで剥離紙の裏に粘着剤が付着してしまうことにはとても困らされました。しかも、この材料での印刷は裏アイマーク印刷(剥離紙へのアイマーク印刷)もあったので、はみ出した糊がインキに付着し黒い異物のようになりそれの除去にはとても苦労を要します。
また刃に付いた粘着剤の拭き取りにも時間と手間を取られていました。
これまでに普通刃・鋭角ミラー刃・シルキーコート刃と色々試しましたが、問題は解決しませんでした。

Q.CSコート刃に変えて粘着剤のはみ出し問題は解決しましたか?

A.この刃型に変えてから粘着剤のはみ出しが大幅に減少し、加工がやりやすくなりました。また検査機で粘着剤のはみ出しによる不具合品の検出が確実に減りました。
ロール仕上げの加工は、多少の粘着剤のはみ出しでも剥離紙裏側に粘着剤が付いてしまうので、今後もCS コート刃を使用したいです。

Q.CSコート刃に変えて粘着剤の除去の手間は変わりましたか?

A.写真の通り、刃型使用後はCSコート刃にも粘着剤は絡みついています。(ミシン刃ということもありますが) 従来の刃材だと刃に付いた粘着剤を除去するために溶剤が必要でしたが、CSコート刃は指の腹で軽くやさしくなでるだけで、粘着剤がとれます。ですので少ロットの場合は、粘着剤の問題に悩まされることなく加工できます。
大ロットの場合は、ときどき刃に付いた粘着剤を軽く取り除けばいいだけです。CSコート刃にはこれらのようなメリットが有り、糊のトラブルを解決するためには、無くてはならない刃材です。

糊が付着したCSコート刃と手で拭き取った後のCSコート刃

今回の記事にご協力いただいた株式会社タック印刷様のご紹介です。

株式会社タック印刷様
〒130-0002 東京都墨田区業平1-9-7
HPはこちらから

価格・納期・注意点

【価格】ネーマー刃(弊社標準の刃)の2倍の価格。
【納期】刃を形成後にコーティングを行うため、通常2日いただいております。
【注意点】非粘着コーティングが剥がれる恐れがあるため、刃の掃除をする際は溶剤を使わないでください。(溶剤不要で刃に付いた粘着剤を除去できます)

モニター企業様を募集します!

今回ご紹介させていただいたCSコート刃ですが、その効果をたくさんの人に知っていただくべくモニター企業様の募集をさせていただきます!下記期間内に刃型をご注文時される際に「モニター希望」の旨をお伝えください。使用後アンケートへのご協力をいただける場合、ネーマー刃価格にてCSコート刃をご提供させていただきます。

モニター募集期間:2022年10月20日(木)~2022年11月25日(金)ご注文分

アンケート回収期間:2022年12月末日迄

※1社様1型までのご提供とさせていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。