フナミズ刃型製版のフレキシブルダイ

今回はフレキシブルダイの特集としまして、ウェブサイトの中から、フナミズ刃型製版ならではの製品や、人気のある副資材などについて詳しくご紹介させていただきます。
既にご使用いただいている皆様も、これから試そうかな?と検討いただいている皆様も、何かお困り事がある皆様も!
他社には無い情報もありますので是非ご覧くださいませ!!

フレキシブルダイ用ベース(エコマグ仕様)


ゼンマイ刃を固定する治具といえば、もちろんエコマグなのですが・・・
フレキシブルダイを平抜きで使用する時にもエコマグを使いたい!という声にお応えしてフレキシブルダイ平抜用ベースもエコマグ仕様で作製可能です。

ベースの厚みは7mmもしくは8mmをご用意。

刃高8mmのゼンマイ刃を使用されている方は7mm厚ベースに、
刃高9mmのゼンマイ刃を使用されている方は8mm厚のベースに刃高1.0mmのフレキシブルダイを貼り付けてご使用下さいませ。

エコマグを貼るスペースとエコマグを固定するアクリルを使用するスペースを合わせると、天地左右に各20mmずつ必要になってくるのでチェス板目いっぱいに刃の付いた刃型を使用したい!というときには不向きですが、普段使用する分には全く問題ないかと思います。

写真のベース寸法はこのようになっております・・・

ちなみにこの刃型で抜き加工したものがこちら・・・材料は0.38mmの厚紙を使用。問題無く抜けています。

ちなみに、写真でご紹介させて頂いたサイズのベース(100mm角)でベース代が6,500円、
もう少し大きい200mm角であれば10,000円で作製が可能です。
チェス板のサイズに合わせて1枚持っておくも良し、良く使用する刃型のサイズに合わせて何種類か持っておくも良しの必需品です!

微細加工


当社刃型の再現性の高さを見て頂くために開発したフレキシブルダイの「微細加工」です。
従来のフレキシブルダイでも細かなデザインに対応できましたが、それのさらに上をいく刃間0.2mmの刃型も作製が可能になりました!

上の写真、サルの指の間が0.2mmになっておりますが、0.5mmのシャープペンシルの芯と比べるとこの通り!その微細さが分かるかと思います。

さすがにここまでの刃型の作製は少ないかと思いますが、例えば

・アンカット部分0.2mmのマイクロミシン刃
・ドブ1mm以下の多面付刃型

など、今まで諦めるしかなかった刃型も当社なら作製可能かも!?
この細かさが活かせるお仕事があれば是非是非ご相談ください!

フレキシブルダイ用副資材

①フレキシブルダイ用スポンジ

跳ね出し用のスポンジです。
形状が細かすぎてたりして刃型の中に抜いた物が詰まってしまう場合に有効です。

再剥離糊を使用している為、刃型に糊残りをすることもありません。
厚さ1mm、250mm×250mmサイズで、1枚300円で販売しております。
②PETフィルム(糊無・厚さ0.012mm)

刃が摩耗して部分的に抜けが悪くなってきた時に、食品用ラップフィルムで圧調整をしているけど、静電気で手にくっつきクシャクシャになってしまう!という経験はありませんか?

当製品は食品用ラップフィルムと同等の厚みですが、コシがかなり強く手離れが良いという特徴があります。

使用方法はとても簡単。
刃が摩耗してきた部分の裏側にフィルムを貼って、マグネットシリンダーにセットするだけ。フィルム自体に糊は塗布されていないので刃型に少し油を付けてあげると貼りやすく・剥がれにくくなりますよ。

もし、フィルムが原因で刃型が動いてしまう!と感じた場合は、刃型の両脇をテープ等で固定してください。

300mm×25M巻で2,700円と使いやすいサイズ、お求めやすい価格での販売となります。


いかがでしたでしょうか。

「そもそもフレキシブルダイってどうやって作るの?」という声もたまに頂くことがありますので、作製方法について動画にまとめました!
中々お目にかかる機会も無いかと思いますので、是非ご覧くださいませ~
フレキシブルダイの作り方の記事はこちら